スポーツ障害

スポーツ障害

スポーツ障害 とは、運動や競技(スポーツ)などで痛みや関節などの制限を全て合わせた総称です。

代表的なものでは、テニス肘(外側上顆炎)、野球又はゴルフ肘(内側上顆炎)、腱板損傷、シンスプリント、オスグッド病、腸脛靭帯炎などの専門的なものから一般的な肉離れや筋膜症など幅広くあります。

簡単にいうと日常生活には支障はないがスポーツ中に痛みや動きを邪魔する制限があればスポーツ障害といえるのです。

では、なぜスポーツ障害は起こるのか?

競技の特性など様々な理由はありますが、比較的多い原因をここでは書かせてもらいます。

まず、一番多いのはクールダウン(整理体操)の時間があまりにも少ないことです。
更に、学生などの骨が十分に出来上がってないのにハードなトレーニング(ウエイトトレーニングなど)をしているのも原因の1つです。

日本でのクールダウンをする時間は約10~15分くらいだそうです。
10~15分もしていたら十分やっていると思われる方もいると思いますがこれでも少なすぎるのです。

スポーツの発達した外国では、1時間スポーツをするなら準備運動1時間・スポーツ1時間・クールダウン1時間(1:1:1)の割合が理想と言われています。

これは、あくまで理想ですがそれでも日本人の運動後のクールダウンの時間が少なすぎるのは事実です。

更によく怪我をする人の特徴もあります。
これを聞いて『準備運動をしないで運動をする人』と思った方がいると思いますが、これは『怪我をする人の特徴』であって『よく怪我をする人の特徴』ではないです。

では、よく怪我をする人の特徴は『運動開始直前まで念入りにストレッチ(静的)』をしている人です。
『えっ!』と思った方は注意してください。
運動直前の静的ストレッチ(じっとするストレッチ)は、怪我のリスクを上げるだけなのでやめてください

これは、なぜかというとストレッチをしてしまうと筋肉が一時的に弱くなってしまうからです。
具体的には、ストレッチをすると筋出力(筋肉が出せる力の限界)が100%から70%しか出せなくなるからです。
実に三割の機能低下を起こしてしまいます。
この状態で運動を始めてしまうと脳では100%動けると認識ですが実際には70%しか動けません。
筋出力が回復するまで誤差30%の状態で運動すれば当然怪我の原因になります。

では、筋出力が自然に回復する時間はどのぐらいかというと約30~50分くらいと言われています。
つまり、準備運動で静的ストレッチをしたいなら少なくとも本番の運動が始まる1時間前にしないといけないことになります。

これを聞いて『じゃあ、ストレッチはやらなくていいんだ』と思った方それも間違いです。
筋出力が低下するということは、『筋肉を緩めやすい』つまり休め易いということです。
なので、これで運動はしないクールダウンの時には積極的に取り入れていかないといけないのです。

これとまったく逆のことをしている方は、よく見られます。
特に市民マラソンなどでは、これから走るというのにアキレス腱などを念入りストレッチにしている人をみることができます。

運動をする時は、準備運動(アップ)は、軽く体を動かす事をメインに!そして運動(スポーツ)最後に整理体操(クールダウン)は、ストレッチなどをメインにする。

これをしっかり理解して実行出来ればスポーツ障害を起こすリスクはかなり減らす事が出来ます。

気になる方がいましたら一度ご相談下さい。

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